事例
CaseRe.033
リノベーション, リフォーム, 住宅マルゴト 既存住宅→フルリノベーション
コンセプト
車いすで生活をするご家族の為に、バリアフリーを意識しながらも、
モノヅクリのワクワク感を忘れずに挑んだ案件。
ご家族みんなを交えて対話を繰り返しながら、遊び心と気遣いの溢れる
リノベーション空間となりました。

所在地 | 沖縄市 | 構造 | RC造・2F建て | ||
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間取り | 4DK | 専有面積 | 92.456㎡ | 施工期間 | 2ヶ月 |
築年数 | 1989年3月(31年) | 施工箇所 | フルリノベーション |
リノベーションストーリー
【リノベーションのきっかけ】
本案件の住宅は、かつて、亡き祖父が建てた思い出の住宅でしたが、仏壇等の行事や用事のある時しか人が訪れない場所となっていました。
車いす生活をする祖母との同居をきっかけに、ご実家のリノベーションをすることで、二世帯住宅へと建物を有効活用することに決めました。
【リノベーションのすすめ方】
「車いすで生活する祖母の為にバリアフリーなリノベーションにして欲しい」それが、お客様の第一声でした。
一番の要望である“バリアフリー”を常に念頭に置きながら、その他の要望をデザインへと反映していきました。

こだわりポイント
■POINT 1・・・バリアフリー
玄関のアプローチにはスロープを設けたり、玄関の靴箱はベンチを併用した造りに。
また、水廻りは勿論、廊下や居室にも手摺を設けたりすることで、バリアフリーを意識しました。
■POINT 2・・・あたたかみのある落ち着いた雰囲気の空間創り
リビングは、みんなでくつろげるよう畳を採用し和室仕立てに。
ご家族が集うダイニングテーブルの上部には間接照明を設け、空間を演出しました。
■POINT 3・・・使い方いろいろ、ワクワクするような家具
空間をより有効活用するために、家具の形状にこだわった本案件。
ダイニングのベンチは収納BOXとして利用できる造りとし、ダイニングテーブルは、脚が脱着式になっているので、畳間で使用できるローテーブルとしても使用できます。
また、子供部屋は、間仕切壁の代わりに二段ベッドで空間を仕切るカタチに。
ハシゴや小窓をつけたり、簡易鍵を設けたりと、遊具のような二段ベッドをデザインしました。
