事例
CaseRe.061
リノベーション, 住宅マルゴト
コンセプト
自然と会話がはずむマンションリノベ
動線を考慮した間取りとオープンな空間を。
そこで家族が集まりやすい空間を目指し、既存の和室を撤去し広々としたリビングを実現。
リビングにはカウンターを造り付け、子供たちの勉強スペースや書斎として利用できるようにしました。
また、キッチンは壁付けからリビングを向いた対面式に変更し、キッチンに居ながらも全体を見渡せるように配置していきました。

所在地 | 那覇市 | 構造 | RC | ||
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間取り | 1LDK | 専有面積 | 82.26㎡ | 施工期間 | 3ヶ月 |
築年数 | 1994年10月(25年) | 施工箇所 | マンションリノベーション |
リノベーションストーリー
【リノベーションのきっかけ】
購入検討中のマンションを自分たちの暮らしに合わせたオウチにしたいとのご相談から始まった今回のリノベ。
先々住むなら新築マンションというよりは少しレトロチックな昔からあるカフェの様なオウチがいいというイメージをお持ちでした。さまざまな会社に話を聞きに行き、相談しやすいという事で、弊社を選んでいただきました。
【リノベーションの進め方】
まずはご希望のイメージを共有することから始めました。どこを重点的にこだわっているのかを十分に話し合い、使いやすさと動きやすさを想像しながらプランを進めていきました。
造作家具は納まりや細部の仕上げ、取手や金物のひとつひとつを打合せしていって、最後にCGで全体的な雰囲気を共有していきました。

こだわりポイント
■POINT1・・・見た目のかわいさだけじゃないんです
もともと和室だったところに新設した壁の木製室内窓。アンティークガラスと突出しのデザインが漆喰風の塗装を施されたレトロな壁にピッタリで、リビングのいいアクセントとなっています。またこの室内窓、隣の洗面室のこもりがちな通気にも一役買っています。
■POINT2・・・実は二重なんです
集合住宅でお子様のいる家庭の悩みといえば上下の階への防音対策。
今回のリノベでは既存部分の痛みが比較的少なかったことから、既存フローリングの上に複合フローリングを上貼りしています。また上階に対しては天井のボードを増貼りし防音効果を高めています。新たに床を組み直したり、天井を張り替えたりするより工期短縮とコスト削減になります。
■POINT3・・・細部にもこだわっています
今回新設された広々洗面室。洗面ボウルは2人並んでも使えるように大きなものをセレクトし、鏡は洗面スペースの壁いっぱいに設置しました。家族全員で立っても余裕の広さです。壁に貼られたブリックタイルはキッチンと同様、目地をグレーにするなどディテールにもこだわっています。また、白に塗装された壁は一部漆喰風に塗られていて、メリハリをつけています。
