コラム

Column

育ってきた家、育てていく家

2019.04.23(火)

 

リノベーションしようと思うきっかけは多数存在します。

子供が増えた、実家が広いから、親が一人だから等々。家族のいろんな事情によってキッカケが違います。今回は実家のリノベーションの話です。

 

ある家族の話。

母が一人で住んでいる実家。自分達の部屋だった2階は物置みたいになっている。

子どもも増えたし、そろそろ家を持ちたいと思っていた頃でもあった。外階段もあるしベランダも広いから増築したら子供部屋も造れるはずだ。

そう考えてから始めた実家のリノベーション。元々日曜大工は好きだしアンティークな雰囲気も好きだった。

設計の方からは「天井も高いので、ロフトを造ったらどうか」とプランを提案され、すごく気に入った。

趣味が多いので、そういう物を置く部屋があったらいいなと思っていたけど、逆にリビング周りにディスプレイ出来る様なデザインを提案された。

これも良かった。好きなものに囲まれた空間になった。

 

 

ベランダの増築は止めた。元々空いている部屋を有効活用しようと思ったリノベーションだったから、部屋を増やさなくても今は十分だった。

いずれは1階に暮らすはずだから必要ならそこへ勉強部屋を作ればいい。

ランダムに貼った板壁には自分でペイントしてみた。たったそれだけなんだけど。グッと思い入れのある家になっていった。

自分が「育ってきた家」から「育てていく家」になった。

 

 

昔から変わらない場所にある家。変化していくライフスタイルに合わせて、形を変えていくリノベーション。

受け入れてくれた家とそして家族があっての変化。

今まで育ってきた。育ててくれた家から、これから自分達が家族を育てていく事も楽しみのひとつです。

 

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