コラム

Column

二世帯_共有する空間

2019.04.04(木)

「実家を改装して二世帯にしよう!」この相談が一番多いです。

でも二世帯って完全分離に出来るのか?同居型じゃないといけないのか?

その家の造りにもよりますが、二世帯住宅の悩みはそこからスタートします。

もちろん家族と話し合って決めて行くのですが、今日の話が少しでもヒントになればと思います。

 

ある家族の話

もともと実家は二世帯に出来る様な造りになっていた。

もし子供家族が一緒に住むとなれば、ベランダの一部を増築して昔の子供部屋を

寝室と子供部屋にすればいいと。

そうやって始まった二世帯住宅へのリノベーション。

完全に世帯を分けたいと考える子と、同居型でもいいんじゃないと考える親。

家族で話し合った結果、玄関は別々だけど部屋の一つを介してつながった形にした。

その部屋は共有の物置スペース、家族のクローゼットだ。

これが意外といい距離だった。お互いを行き来するのに部屋を通る。一つの世帯だと

不便な感じだが別々の世帯をつなげるのその行動は程よい距離感を生んでいた。

なんだかんだ毎日のように行き来している、つながっている便利な場所になった。

 

 

 

親子でも住まいの考え方は違うし子育ての考え方や味の好みまで違う。分離する事は必要かもしれない。でもだから完全分離へ、という事でもなくて同居型には家事分担や光熱費共有などのメリットもある。

 

 

 

 

これから一緒に暮らして行くからこそ家族の形を共に考えて話し合いそれを設計者に伝え

共に案を考える。こういう二世帯リノベーションの楽しみ方もいかがでしょうか。

 

 

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